松浦悠士(35=広島)が番手絶好の展開をものにした。前を任せた犬伏湧也が打鐘から主導権を握ると、別線の反撃に合わせて抜け出し。今年初、昨年12月玉野(広島代替)以来となる通算23度目のG3優勝を決めた。2着に佐々木龍、3着には角令央奈が入った。

準決は3着同着。辛くも勝ち上がっていた松浦が、勝負強さを見せた。「犬伏君がいいレースをしてくれた」。準決の後にセッティングを修正しており、このチャンスを逃さなかった。

今年は落車続きで思うような成績は残せなかった。「今回はラインのおかげ。自分で戦う脚力はまだまだ」。G3優勝にも慎重な口ぶりだが「今回で自転車面の不安はなくなった」と復調へ課題は1つクリアした。これで今年最終戦の地元広島G3へ弾みもついた。来年からの巻き返しへ、ここから一気に攻勢をかける。