デビューから6年3カ月、G1挑戦5度目の砂長知輝(26=埼玉)が、インから逃げ、G1初優出初優勝、25年6月戸田以来、通算5度目の優勝を飾った。差した中野次郎が2着、宮之原輝紀が3着に入った。
重圧を乗り越えた。「緊張しまくりました」。評判の33号機に不安はなかったが、起こしの違和感は最後まで拭えなかった。それでもコンマ11のスタートを踏み込むと、切れ味鋭い旋回で押し切った。「素直にうれしかった。グッとくるものがありました」と喜んだ。ピットでは埼玉勢らに多くの祝福を受け、水神祭も受けた。
最終日、師匠の有賀達也は“静”の対応。「あえて気を使ってくれていたのが分かった。見守ってくれたと思う」。多くは語らず、普段通りの作業を重ね、その心意気を力に変えた。
SG初出場となる3月蒲郡クラシックの出場権を獲得。同期のSG覇者、定松勇樹とやっと同じ舞台に立つ。「同期でこの差になっている。でも“すごい”の一言で終わらせないように。SGで切磋琢磨(せっさたくま)できたら」。同期や超一流の背中を追い、技術に磨きをかける。





















