A級準決3Rは、3連単17万円台の超高配当決着。直線で外を伸びて1着の小玉勇一(31=埼玉)が、昨年3月以来の決勝進出となった。

近況の不振がうそのように、自転車の進み具合がいい。決勝は優勝候補筆頭の菅野航基の番手が空いたが、迷った末に単騎戦を選択した。「菅野君はすごく魅力があるけど、自分もまだ完全に追い込みではないので」と、自らで動くことにこだわった。

自力自在に戦うからには、何かしらのアクションは起こす。「内でも外でも何でもやるつもり。地元だし、単騎で魅せるレースがしたいですね」。不調脱出のきっかけをつかんだ男が、レースを攪乱(かくらん)させる。