青山周平(41=伊勢崎)が10周回を逃げ切って大会6度目、通算では133度目の優勝を飾った。これでSG優勝21度は高橋貢と並ぶ史上最多に。また同一SG6度の優勝も、自身のスーパースター王座決定戦を含め史上4例目の最多タイと、記録ずくめのVとなった。2着は鈴木圭一郎、3着には早川清太郎が入った。
青山が逃げ、鈴木圭一郎が追う。周回を重ねるにつれて後続が引き離される。これまでSGで何度も見た光景だ。だが、すごいのは青山がノーミスで10周回を戦い続け、1度も鈴木圭に付け入る隙を与えない完璧なライディングを駆使し、史上最多タイとなる21度目のSG制覇をもぎ取ったことだ。
「やったぞ~! 21度目のSG制覇、本当に信じられないですけど…。スタート前にすごい声援が聞こえて。やってやるぞという気持ちでスタートして優勝できた。本当にありがとうございました」
青山は伊勢崎のファンに謝辞を述べた。
「節間を通してエンジンもすごく安定して、最終日が一番いいエンジンだった。スタートは結構、練習でもミスが多くて。切れる時は切れるんですけど、本番でいいスタートが切れて本当に良かったです。10周回をしっかり走れた。エンジンは100点満点ですごく乗りやすかった」とレースを振り返った。
「昨年は(この大会を)優勝できなかったですし(SG優勝は)21度目ということで本当にうれしいです」
今夏、オートレースは14年ぶりにロゴマークを変更し、リブランディング(既存のブランドを時代や顧客のニーズに合わせ再構築すること)した。そのキャッチコピーは「どうしてここまであつくなるのか。どうしてここまで夢中になるのか~(以下略)『やきつけろ。』」だ。青山周平はそのキービジュアルに使われている。言葉通り「熱く」「夢中に」させる胸を揺さぶる優勝戦を制した。
「最近、いい流れでこられているので、この流れを崩さないように。しっかりエンジンと向き合って頑張りたいです。まだまだ負けないので、車券を買って応援してください」
まだまだ負けない-。この言葉を口にできるのが全国ランク1位、青山周平のプライドだ。





















