S級戦では、地元埼玉のホープ森田一郎(25=埼玉)が上々のスタートを切った。予選11Rは打鐘過ぎに内に包まれながら、外の川口雄太をさばいた次に中団まくりを決めた。レース後はワンツーの笠松将太に「踏み出しとかスピードの乗りは?」と仕上がりを確かめ、「準決もしっかり仕掛ける」と気合を入れ直した。

ダッシュとスピードが自慢の125期卒記チャンプは、この秋に関東エース真杉匠からアドバイスを得ていた。「真杉さんから主に乗り方とか。自分はかなりの腰痛持ちでも、地足を強化したい。地足もダッシュもすごい真杉さんの意見はかなり参考に」。ヤングGP(12月28日・いわき平)に照準しながらも、今節はホーム大宮の戦いとあってやはり集中度が増す。関東エースの金言を胸に、森田は準決12Rも突っ走る。