日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が15日、成田空港着の航空機で再来日した。7日に離日し、12日にパリで行われた16年欧州選手権フランス大会の抽選会に参加していた。欧州強豪国の監督がそろった大舞台で、同大会の開催地のひとつリールのアンバサダーとして抽選人の大役を務めたという。

 出発前はくじ運が悪いことを嘆いていたが「くじを引いてきました。リールでいい試合が組まれた。フランスもいいグループに入った」とひと安心。今日16日からは日本代表監督としての仕事に戻る。「見に行く予定にしている」と、明日17日にはクラブW杯準決勝のバルセロナ戦(日産ス)を視察する。20日には国内組を集めた異例のミーティングを開催し、21日には公認S級コーチのリフレッシュ研修会に講師として参加予定。師走そのままの忙しさで元日の天皇杯決勝の視察まで年末年始を駆け抜ける。