日本サッカー協会は18日、6月14~18日にユアテックスタジアム仙台(ユアスタ)で行われるU-16(16歳以下)インターナショナルドリームカップ2017の開催発表を仙台市役所で行った。開催3回目の大会には日本、ギニア、オランダ、米国の4カ国が出場。会見した日本協会の田嶋幸三会長(59)は「世界の差を知ることによって選手が目標設定できる」と、若い世代の成長の場と期待した。

 仙台では18、19歳以下の国際ユース大会「仙台カップ」が03年から開催されていたが、11年の東日本大震災以降は中止になっていた。今年はユアスタ開場20年でもあり、杜(もり)の都での開催が決まった。15日に15歳10カ月11日のJリーグ最年少得点を決めた、FC東京U-18FW久保建英も出場できる年代。田嶋会長は「どの選手が選ばれるかとは申し上げられないが、年齢的には久保君は出られる」と話した。