日本が2-1の逆転で南アフリカを下し、白星発進した。FW久保建英(15=東京ユース)が途中出場し、後半27分にノールックパスでMF堂安律(18=G大阪)の決勝点をアシストした。世界デビューでいきなり輝きをはなった。最重要と位置づけていた初戦を勝利で飾り、1次リーグ突破に前進した。日本は24日にウルグアイ、27日にイタリアと対戦する。

 5大会ぶりの出場となった日本は、この日の逆転勝ちで大会通算14勝9分け13敗と白星が1つ先行(PK戦は引き分け扱い)。FW小川の同点ゴールが日本の大会通算50点目となった。先制されながら2点を返して逆転したが、日本がU-20W杯で逆転勝ちは、03年大会の決勝トーナメント1回戦韓国戦(2-1)以来2度目。前回は延長戦勝ちで、90分試合での逆転勝利は今回が初めて。なお、年齢制限のないA代表のW杯では日本の逆転勝ちは過去になく、先制された試合は1分け6敗。