日本が今日31日、オーストラリアと対戦する。勝てば予選1試合残して18年ロシアW杯出場が決まる。日本代表の最終予選の歩みを写真とともに振り返ってみた。


◆<第1戦=●1-2>16年9月1日 UAE戦(ホーム)

日本対UAE 前半、ヘディングで先制ゴールを決める本田(撮影・狩俣裕三)
日本対UAE 前半、ヘディングで先制ゴールを決める本田(撮影・狩俣裕三)
日本対UAE 後半、ゴールをアピールする浅野(撮影・横山健太)
日本対UAE 後半、ゴールをアピールする浅野(撮影・横山健太)

 得点者=本田圭佑

 日本は前半11分に本田のゴールで先制。しかしハリルの直接FKで同点に追いつかれると、後半9分、この試合で代表デビューの大島僚太がPKを献上し、これをハリルに決められ逆転負けした。


◆<第2戦=○2-0>16年9月6日 タイ戦(アウェー)

前半、ヘディングで先制ゴールを決める原口(左から2人目)(撮影・狩俣裕三)
前半、ヘディングで先制ゴールを決める原口(左から2人目)(撮影・狩俣裕三)
後半、チーム2点目のゴールを右足で決める浅野(撮影・横山健太)
後半、チーム2点目のゴールを右足で決める浅野(撮影・横山健太)

 得点者=原口元気、浅野拓磨

 日本は前半18分、原口のヘディングで先制する。その後ボールを圧倒的に支配しながらも再三決定機でゴールを外す場面が続いたが、後半30分に浅野のゴールで突き放した。日本は今大会初勝利となった。


◆<第3戦=○2-1>16年10月6日 イラク戦(ホーム)

前半、先制ゴールを決めた原口は、目を見開き歓喜のガッツポーズ。背中はアシストの清武、右は岡崎(撮影・河野匠)
前半、先制ゴールを決めた原口は、目を見開き歓喜のガッツポーズ。背中はアシストの清武、右は岡崎(撮影・河野匠)
後半ロスタイム、右足を振り抜き決勝ゴールを決める山口(撮影・江口和貴)
後半ロスタイム、右足を振り抜き決勝ゴールを決める山口(撮影・江口和貴)

 得点者=原口元気、山口蛍

 日本は前半、原口の2試合連続ゴールで先制。しかし後半15分にセットプレーから同点を許した。終盤は膠着していたが、終了間際。FKからのこぼれ球を山口がダイレクトシュート。劇的なゴールで勝利をたぐり寄せた。


<第4戦=△1-1>16年10月11日 オーストラリア戦(アウェー)

前半、先制ゴールを決める原口(撮影・江口和貴)
前半、先制ゴールを決める原口(撮影・江口和貴)
後半、原口(右手前)がユリッチ(同奥)を倒し、PKを与える(撮影・江口和貴)
後半、原口(右手前)がユリッチ(同奥)を倒し、PKを与える(撮影・江口和貴)

 得点者=原口元気

 日本は前半5分、原口の3試合連続ゴールで幸先よく先制。守備的な戦術でリードを守りにかかったが、後半7分、原口のファウルでPKを与えてしまい、同点に追いつかれた。敵地で引き分け、勝ち点1を積み上げた。


<第5戦=○2-1>16年11月15日 サウジアラビア戦(ホーム)

前半、先制のPKを決めた清武(中央)は、気合の入った表情でベンチに向かって駆けだす(撮影・江口和貴)
前半、先制のPKを決めた清武(中央)は、気合の入った表情でベンチに向かって駆けだす(撮影・江口和貴)
チーム2点目のゴールを決めた原口(中央左)はイレブンの祝福に笑顔(撮影・河野匠)
チーム2点目のゴールを決めた原口(中央左)はイレブンの祝福に笑顔(撮影・河野匠)

 得点者=清武弘嗣、原口元気

 日本は今最終予選で初めて本田圭佑を先発から外し、国際Aマッチ初先発の久保裕也を起用した。また、香川真司、岡崎慎司も先発を外れる思い切った采配で臨んだ。試合は前半終了間際に清武がPKを決め先制。後半に原口の4戦連続となるゴールで突き放した。終了間際に1点を失ったが逃げ切った。


<第6戦=○2-0>17年3月23日 UAE戦(アウェー)

前半、先制ゴールを決める久保(撮影・江口和貴)
前半、先制ゴールを決める久保(撮影・江口和貴)
後半、チーム2点目を決めた今野泰幸は、両手を広げ最高の笑顔でピッチを駆ける(撮影・PNP)
後半、チーム2点目を決めた今野泰幸は、両手を広げ最高の笑顔でピッチを駆ける(撮影・PNP)

 得点者=久保裕也、今野泰幸

 日本は前半14分に久保が代表初ゴールを決め先制。後半7分には今野が追加点を挙げた。最終予選の初戦、ホームで敗れた相手にリベンジを果たした。


<第7戦=○4-0>17年3月28日 タイ戦(ホーム)

日本-タイ 前半8分、先制点を決めた香川(撮影・山崎安昭)
日本-タイ 前半8分、先制点を決めた香川(撮影・山崎安昭)
前半、ヘディングでゴールを決める岡崎(右)(撮影・山崎安昭)
前半、ヘディングでゴールを決める岡崎(右)(撮影・山崎安昭)
後半、ゴールを決める久保(撮影・狩俣裕三)
後半、ゴールを決める久保(撮影・狩俣裕三)
後半、ヘディングでゴールを決める吉田(撮影・狩俣裕三)
後半、ヘディングでゴールを決める吉田(撮影・狩俣裕三)

 得点者=香川真司、岡崎慎司、久保裕也、吉田麻也

 日本は久保のクロスから香川、岡崎がゴール。久保自身も2戦連発。DFの吉田もコーナーキックにヘディングで合わせ、4得点の快勝だった。


<第8戦=△1-1>17年6月13日 イラク戦(アウェー)

前半、頭で得点を決めた大迫(撮影・河野匠)
前半、頭で得点を決めた大迫(撮影・河野匠)
後半、相手選手と競り合いながら必死にボールを追う本田(左)(撮影・河野匠)
後半、相手選手と競り合いながら必死にボールを追う本田(左)(撮影・河野匠)

 得点者=大迫勇也

 気温37度。厳しい暑さの中で消耗戦となった。前半8分に大迫のゴールで先制したが、後半17分に頭を強打した井手口を交代。同25分には疲労の見えた原口を交代。同27分に同点にされると、酒井宏が倒れ担架で退場。3人の交代枠を負傷などで使い切り、勝負に出ることができず引き分けに終わった。