4戦連続ゴールなど、W杯最終予選で大活躍したFW原口元気(26=ヘルタ)は、この日は途中出場だった。

 後半29分にFW乾貴士(29=エイバル)に代わってピッチに立つと、左サイドで積極的に仕掛けた。同37分には左サイドでDFと競り合い、ボールを失ったが、奪い返したMF井手口陽介(21=G大阪)が、日本の6大会連続本大会出場を決定づけるこの日2点目を決めた。

 試合後、インタビューに応じた原口は「今日は途中からでしたけど、予選を通じてやれたこともあった」と、予選を通じての、一定の手応えを口にした。その上で「しっかり、これからもやっていきたい。。これからも、表現していきたい」と、18年にロシアで行われる本大会に向け、たゆまぬ精進を続ける覚悟を示した。