国際親善試合ニュージーランド戦(6日、豊田スタジアム)に向けた日本代表合宿5日目は5日、愛知・豊田市の豊田スタジアムで公式練習を行った。

 冒頭のみ公開された練習後、取材に応じたDF吉田麻也(29=サウサンプトン)は「W杯を想定して戦っていかないといけないし(ニュージーランドは)W杯プレーオフを残していて、非常に緊張感のあるいい相手」と、FIFAランクでは40位の日本よりを大きく下回る113位の相手にも、最大限の警戒心を崩さなかった。

 今回は経験豊富なMF長谷部誠、FW本田圭佑、岡崎慎司が不在。ピッチ内外でまとめ役を担うと期待されるが「やるべきことは特に、増えることも減ることもない。ただ、他の選手にとってはビッグチャンスだと思う。この10月、(ブラジル、ベルギーと対戦する)11月、(国際親善試合が予定される)3月で結果を残さないとW杯に残ることができない。それは僕自身もそう」と、まだまだ実績を積み上げてアピールするつもりだ。