【コルカタ(インド)13日=岡崎悠利】U-17(17歳以下)W杯インド大会に出場している日本代表が2大会ぶりに決勝トーナメント(T)に進出することが確実となった。この日の他組の結果により、今日14日のニューカレドニア戦で8点差以上の敗戦を喫しない限り、自力突破が決まる状況になった。チームはスタメンを8人変更する見通しで、エースFW久保建英(16=東京ユース)は控えが濃厚だ。

 6組に分かれた1次リーグは各組2位までと、3位の6チーム中上位4カ国が決勝Tへ進む。現在勝ち点3の日本は3位に入れば、他組との兼ね合いで進出条件を満たす。2試合で12失点を喫しているニューカレドニアに大敗しなければ、まず問題ない。

 日が落ちても気温は約30度、湿度も70%を超える高温多湿の中、中2日という厳しい日程。久保やMF平川ら2戦続けてフル出場した選手もおり、先の戦いを見据え、スタメンの大半を入れ替えて臨む。森山監督は「試合に飢えている選手に『俺がキープレーヤーだ』というギラギラしたものを見せてもらいたい」と期待。この日は約50人のインドメディアが訪れた中、午後3時半ごろから実戦形式の練習などで連係を確かめた。