東京五輪代表を率いる森保一監督(49)の初陣、国際親善大会M-150杯(9~15日)に出場するU-20(20歳以下)日本代表が7日、開催地のタイ・ブリラムに到着した。前日6日夜に千葉県内の宿舎を出てから、バンコク経由で21時間。国内線では、順位決定戦で対戦する可能性があるミャンマーと同便だった。

 最高気温33度の当地に降り立った森保監督は、広島時代のACL以来となるブリラム遠征に「久々に疲れましたね」と苦笑いしつつ「大半の選手と話ができたのでは」と、9時間の乗り継ぎ時間を有効活用した。

 気温24度まで下がった夜からは、9日の初戦タイ戦に向けて約1時間の初練習を行い「戦術確認もしたかったんですけど、我慢しました」と疲労に配慮。その上で「この環境で柔軟性やタフに戦う姿勢を身につけてほしい」と苦労を歓迎した。(ブリラム=木下淳)