日本サッカー協会は16日、東京都内で臨時評議員会を開いて2018年度予算を報告し、来年のワールドカップ(W杯)ロシア大会での8強進出を想定し、経常収益など約234億9000万円の収入を見込んだ。W杯8強に進んだ場合、準備金と賞金を合わせて1750万ドル(約19億7800万円)が得られる。経常費用など全体の支出は約236億5000万円で、予算規模は過去最大。

 収支とも17年度との比較で50億円以上増加となり、主に日本代表関連事業が全体を押し上げた。

 来年3月の役員改選に伴う会長選挙は1月27日に開かれる臨時評議員会で投開票を実施することが正式に決まった。