セレッソ大阪のFW杉本健勇(25)が、無得点でも日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)に成長を認められた。

 0-1の前半7分に股抜きを狙ったシュートをGKに阻まれるなど、決定機がありながらゴールを奪えなかった。しかし、視察したハリルホジッチ監督は杉本について「よりよくなっている。自分のプレーが徹底してできているし、運動量も増えている」と評価した。

 今月末に欧州遠征、そしてその後にはW杯ロシア大会のメンバー選考が控えるだけに、杉本にとっても貴重な機会。「(守備ラインの)背後に入る動きなどはハリルにも言われていることだが、点を取るために必要なこと。チャンスに決めていかないといけない」と力をこめた。