W杯(ワールドカップ)ロシア大会に出場する日本が、5月30日の壮行試合(日産ス)でガーナと対戦する。14日、日本協会が発表した。これでハリルジャパンのW杯までの国際親善試合の相手が決まり、ロシアへの道筋が定まった。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は「W杯本大会に向けた最終準備の初戦となる試合です」などとコメント。1次リーグで対戦するセネガル対策として、FIFAランクで日本の1つ上の54位、同じアフリカのチームと手合わせする。

 指揮官はW杯最終メンバーの2段階選考を検討中。この案では98年W杯フランス大会直前に「外れるのはカズ、三浦カズ」と岡田監督(当時)が最後の22人を絞り込んで、注目のカズが落選した時と同じような、20年ぶりのサプライズもあり得る。ガーナ戦後にそのメンバー23人が決まる可能性もある。

 今日15日の午後3時には都内でマリ、ウクライナと対戦するベルギー遠征のメンバー発表も行う。ハリルホジッチ監督が登壇し、メンバーを読み上げる予定。本田(パチューカ)の復帰は微妙で、期待の新鋭、中島(ポルティモネンセ)の初招集が有力視される。