【リエージュ(ベルギー)25日】日本代表FW中島翔哉(23=ポルティモネンセ)が、ハリルジャパンの「最小兵」救世主の再現を狙う。合宿7日目の練習でも、164センチの中島の存在感はひときわ大きかった。

 ハリルホジッチ監督はGKには「190センチ以上」と世界基準を示す一方、フィールドプレーヤーの身長に言及することは少ない。マリ戦で先発させたMF大島は168センチ、今回は招集外となったが、W杯(ワールドカップ)最終予選では突破に貢献したFW乾(エイバル)も169センチ、国内組の候補合宿では168センチのMF遠藤(鹿島)を選出したことがある。反対に最長身はDF吉田(サウサンプトン)の189センチ。監督自身は182センチのFWだった。