日本サッカー協会は17日、都内のJFAハウスで理事会を開き、日本代表前監督のハリルホジッチ氏及び外国人コーチ陣との契約解除の件を承認決議した。日本協会は4月7日にハリルホジッチ氏に解雇通告している、同12日の理事会では、西野朗氏の就任も含む、監督交代の詳細を田嶋幸三会長が報告した上で、承認されていた。

 現在、日本協会は名誉回復と真相解明などを求める同氏の弁護士から回答期限(17日)付きの質問状が送られている。今後、東京地裁に提訴される可能性もあり、この日の理事会で再確認し、明文化したとみられる。須原清貴専務理事(51)は「弁護士と相談して準備していて、近々に返事する」と話した。