サッカー日本代表のDF吉田麻也(29=サウサンプトン)が19日、千葉県内で自主トレを行った。

 帰国後はしっかり休養を取り、代表発表があった前日から都内で筋トレで再始動した。この日は走り方のフォームなどを確認し、最後にボールも使って汗を流した。「来週の代表合宿に挑むために、体の動き方や、キレの確認をしました。いい準備はできている」と話した。

 発表された代表27人は、国内最後の壮行試合にもなる国際親善試合ガーナ戦(30日、日産ス)に向けたメンバーだが、守備の要の視線は当然、ワールドカップ(W杯)ロシア大会へ。「大会まで3試合しかない。その中でいろんな選手のテストをしたり、ケガやチームの事情で試合に出ていない選手の状況を把握したりとなる。もちろん連係も深めていかなければいけない。本当に時間がないので、1試合も無駄にはできない。最初のガーナ戦からしっかり、いいパフォーマンスを出したい。特に国内最後の試合なので、いい形で皆さんに送ってもらえるようにしたい」と力を込めた。