日本代表と東京五輪(U-21)代表の森保一兼任監督(49)が30日、都内でジャカルタ・アジア大会に臨むU-21日本代表のスタッフ会議に臨み、同大会へ出場する代表選手選考がほぼ終了したことを明かした。

 会議後に取材に応じ「(メンバーは)大体固まりました。ただ、そこからけがをしたりとかがあるので、そこは臨機応変に対応していく準備はしておかないといけないと思います」。アジア大会メンバーからのA代表選出の可能性を問われると「もちろんゼロじゃないと思います」と思いを明かした。

 兼任決定後、初めて同五輪代表スタッフと会議を行ったが、心境などについては「全く変わりはない」とキッパリ。26日の就任会見では、まだコーチなどの陣容が整っていないA代表について、9月に予定されている国際親善試合は、東京五輪代表スタッフを中心に行うことを明かしていた。今回の会議で改めてスタッフに協力を要請したといい「プラスアルファの仕事をしてもらうので、そこを了承してもらいたいということでお願いをした。仕事を増やして申し訳ないなと。でも、みんなで頑張っていこうということで、オールジャパンで頑張っていければと思っていますし、そこのお願いをしたということです」と話した。

 アジア大会に臨む代表選手は3日に発表予定で、来月14日に1次リーグ初戦のネパール戦を迎える。