日本代表が9日、大阪・吹田市内で大阪合宿の初練習を行った。8日夜に札幌から移動し、負傷離脱したFW杉本を除く22人で練習。雨の中、冒頭15分の準備運動以外は非公開で行われ、スライドで森保一監督(50)の初陣になった11日コスタリカ戦(パナソニックスタジアム吹田)に向け、ゲーム形式で戦術を確認したとみられる。

DF槙野は「札幌で試合(地震で中止のチリ戦)はできませんでしたが、移動してきて、いい練習ができた。後ろから前への組み立てをやっていますが、コンビネーションがどんどん良くなってきている」と手応えをつかんだ様子。槙野によると、DF陣は縦パスとドリブルなどで持ち運ぶ意識、MF陣はワンタッチの連係や下がってボールを受ける意識、FW陣は連係を高めるために前線同士のパス交換を意識、するよう指示されたという。その上で槙野は「もし公開練習だったら、非常に面白いものが見られると思いますよ」と内容に自信を見せていた。