MF南野拓実(23=ザルツブルク)が、森保ジャパン初戦となった9月11日のコスタリカ戦に続く2戦連続ゴールを決めた。

南野は「(1月の)アジアカップまでのサバイバルの中で貢献、アピールしたい気持ちがあった」と目を輝かせた。

南野は前半42分、中央のMF青山敏弘(32=サンフレッチェ広島)が出したパスに反応すると、反転してDFをかわし、ペナルティーエリアで迫るDF2人の間に切り込み左足で決めた。「青山さんからいいボールが入った。ゴールに向かおうと、アップの時から考えていた。ゴールにつなげられて良かった」と得点シーンを振り返った。

代表監督が新体制となって初陣からの2戦連続ゴールは、93年のJリーグ発足以降では、岡田武史体制(97年)のFW呂比須ワグナー、ハリルホジッチ体制(05年)の岡崎慎司以来、3人目の快挙だ。「今日は貢献できて良かった。攻撃的なポジションでプレーし、分かりやすい結果を意識した。チームの結果にこだわろうと、みんなで話していた勝てて良かった」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

一方で「立ち上がりワタワタし、自分もボールを奪われた」と課題も口にした。

16日には、国際サッカー連盟(FIFA)ランク5位の強豪ウルグアイと埼玉スタジアムで対戦する。南野は「強豪。次はタフな試合になる。勝てるようにいい準備をしたい」と、パナマ戦が終わるやいなやウルグアイとの戦いを心待ちにした。