サッカー日本代表が28日、東京近郊で来年1月5日に開幕するアジア杯(UAE)に向けた合宿を行った。

FW大迫勇也(28=ブレーメン)はこの日から合流予定だったが、22日のライプツィヒ戦で右臀部(でんぶ)を打撲した影響もあり、大事を取って宿舎での別メニュー調整となった。

DF長友佑都(32=ガラタサライ)、酒井宏樹(28=マルセイユ)、MF原口元気(27=ハノーファー)、堂安律(20=フローニンゲン)は予定通り合流。フィジカルトレーニングとパス回しのメニューまで参加した。

国内組とMF南野拓実(23=ザルツブルク)は、東京五輪世代のトレーニングパートナーをまじえ、8対8のミニゲームも行った。組分けは以下の通り。

【ビブスあり】北川航也(清水)、柴崎岳(ヘタフェ)、守田英正(川崎F)、室屋成(東京)、槙野智章(浦和)、トレーニングパートナーの三笘薫(筑波大3年)、旗手怜央(順大3年)、菅原由勢(名古屋ユース)

【ビブスなし】南野、佐々木翔(広島)、青山敏弘(広島)、伊東純也(柏)、三浦弦太(G大阪)、トレーニングパートナーの伊藤洋輝(磐田)、小林友希(神戸ユース)、上田綺世(法大2年)。

結果はビブスなしの組が、伊東と南野の得点で2-1で勝利。伊東は1ゴール1アシストと全得点に絡んだ。

また、ビブスなしの組は、川崎フロンターレへの加入が内定している旗手が1得点。旗手は、ドリブル突破した三笘のパスから2点目のチャンスもあったが、惜しくもポストにはね返された。