アジア杯UAE大会に臨む日本代表で追加招集されたMF乾貴士(30=ベティス)が6日未明、1次リーグ初戦トルクメニスタン戦(9日)が行われるアブダビの宿舎入りした。

右下腿(かたい)を痛めMF中島翔哉(24=ポルティモネンセ)、右太もも裏を痛めたMF守田英正(23=川崎F)が負傷離脱。乾はDF塩谷司(30=アルアイン)と共に追加招集された。

前回大会でも主力として出場。だが、8強に終わり悔しい思いをした。W杯ロシア大会以来半年ぶりの代表で、森保ジャパンは初めて。今回は「とにかくやっぱり優勝したい。前回大会は自分自身もスタメンで出してもらっていたけど、何も出来ずに終わってしまったので、ここで借りを返したいなという気持ちもある」と意気込んだ。

W杯後は新10番として地位を確立しつつあった後輩の中島の思いも背負う。「翔哉はあれだけ期待されてケガで悔しい思いをしていると思う。あいつがああやってプレーで楽しんでいる姿を見ていた。自分も同じタイプなので、楽しいサッカーを表現できるようにやっていけたらいい」。乾、塩谷共に6日の練習から合流する予定。