日本代表MF小林祐希(26=ヘーレンフェイン)が18日、成田空港へ帰国した。

代表は17年10月以来で、森保ジャパンとなってからは初めての招集。1月から2月にかけてのアジア杯は日本のすべての試合を見たという。「ピッチでやっている選手と外で見ているのでは全然感じていることも違うと思う」と、練習や試合でともに過ごすことを楽しみにした。

新戦力も台頭し、自身が最後に代表に呼ばれて以降チームは様変わりしている。「自分の立ち位置を作っていく段階。年下が多いとか、上の世代が抜けたからとかはあまり関係ない」と、冷静に自身を見つめた。

一方でチーム内競争の激化について聞かれると「サッカーではどこでもチームメートとのポジション争いは存在するけど、代表ってそれよりも大事なものがあると思っている」と話し、自身の考えを口にした。「チームメートとの競争ばかりがはやしたてられる。今回の相手はコロンビアだし、ボリビア。勝つためにみんな呼ばれて、選んだ監督がいる。若かろうが年がいっていようが、チームが勝つためになにをするかを1人1人が考えてやるべきだと思います」と、あくまで目の前の2試合に勝利することが重要だ訴えた。

チームは国際親善試合キリンチャレンジ杯でコロンビア戦(22日、日産ス)とボリビア戦(26日、ノエスタ)の2試合を行う。