22年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選のモンゴル戦(10日、埼玉)とタジキスタン戦(15日、ドゥシャンベ)に臨む日本代表メンバーが3日、都内のJFAハウスで発表された。

9月のミャンマー戦から変更は、FW浅野拓磨(24=パルチザン)とFW鎌田大地(23=フランクフルト)の2人。FWは他に永井謙佑(30=FC東京)が招集された。

浅野と永井は、負傷のため招集を見送られたFW大迫勇也(29=ブレーメン)のようなポストプレーヤータイプではなく、スピードが特徴の選手。中でも13年に高卒でサンフレッチェ広島に入団した浅野は、当時広島監督だった森保一監督(51)にとって“愛弟子”ともいえる存在だ。

指揮官は「浅野と永井はスピードが特徴。引いた相手にどうやってスピードを生かしていくのか? とお考えかもしれませんが、浅野とは広島時代からチームの活動をしていて、特徴は分かっています。永井とは6月の代表活動で一緒に戦って、スピードもあるけどチームのコンセプトを伝えた上で『こういうプレーをしてほしい』と要求すれば、起点となるプレーも見せてくれています。10月の代表でも本人たちの良さを発揮してくれると思っています」と話した。