来年初旬に延期されたU-19アジア選手権(ウズベキスタン)を目指す同世代の日本代表候補合宿(千葉・JFA夢フィールド、7日まで)が4日に始まり、セレッソ大阪のFW西川潤(18)が今年初めて同世代の練習に参加した。

7月4日のJ1再開前日に負傷離脱し、8月のプロデビュー後もあまり出場機会を得られていない。リーグ戦初先発となった9月のヴィッセル神戸戦は、味方の退場によりチームがシステム変更を余儀なくされ、自身は前半41分に退くというほろ苦い結果に終わった。

西川は「あの時間でも結果を残すべきだった。それ以降も腐らず練習したし、短い時間で結果を出せる選手になる必要があると感じた」と、悔しい経験を糧にしている様子。

また「今の出場時間には満足していない。与えられた時間で自分の良さを結果につなげることが、今自分にできること」と、途中出場でもFWとして結果を出すことをあらためて誓った。

合宿初日のこの日は、同日にリーグ戦のあるチームの選手をのぞく14人が参加した。U-19日本代表候補合宿は、7月から毎月行われている(8月は新型コロナウイルス感染者が出たため中止)。

今月予定されていたU-19アジア選手権は来年初旬に延期されており、この大会で4位以内に入ると、同年5月に予定されているU-20ワールドカップ(W杯)への出場権を獲得することができる。24年にはパリ五輪を控える。