オーストリア遠征中のサッカー日本代表(FIFAランク27位)はメキシコ代表(同11位)に0-2で敗れた。10月の遠征から3試合連続無失点が続いていたが、後半は相手の圧力に押されての完敗だった。

主将のDF吉田麻也は「前半から少しずつずれてリズムができなかった。チャンスがあった中で決めきれなかった。後半、相手に1チャンスをものにされた。自分たちが自分たちの首をしめた」と総括した。

W杯ロシア大会ではともにベスト16だったことを挙げて「同じベスト16でも、こんなに力の差があると自覚しないといけない。相手は(W杯で)ポット2に入りえるチーム。ここに勝たないと予選突破できない相手。2年は長いようで短い。これからの自分たち次第。いい相手とやって自分たちの位置がどこか、何をしないかいけないかを考えないといけない」と自戒を込めて話した。