日本が24年ぶりにW杯予選での最多得点記録を更新し、モンゴルを圧倒した。

試合後、オンラインで会見した森保一監督(52)は「選手たちが、相手どうこうではなくレベルアップを目指して臨んでくれた。途中でシステムを変更したり、新しい選手が入って融合があったのもよかった」と、90分を振り返った。

途中から、システムも、4-2-3-1から4-1-4-1に変えた。

MF南野拓実(サウサンプトン)とMF鎌田大地(フランクフルト)の2人が大迫の後方に、ダブルトップ下のように構えた。

ポジションの重なる2人が共存する道も探った。指揮官は「新たなオプションができるようになったと思っている」と手応えを口にした。

完勝した25日の日韓戦も含め、今回の活動はコロナ禍の厳戒態勢で行われた。「正直、試合ができるのかどうなのかを、韓国戦前は感じながら準備してきた」と、率直な心境も明かした。

無事に2試合が行われ、ともに快勝。チームも大きく成長した。「本当に多くの方に(開催へ)尽力いただいたことに感謝したい。我々はサッカーから恩返しをしていきたい。そう思った3月の活動でした」と締めくくった。

日本ーモンゴル戦の詳細スコアはこちら―>