右MFでプレーした伊東純也(28=ゲンク)が決勝ゴールを挙げた。

後半3分、鎌田の右CKをニアサイドでDF谷口が頭で流し、ファーサイドの伊東が右足で押し込んだ。「練習から、相手がでかいので、前でフリックしてファーで自分と(植田)直通が詰めるのを狙っていた。それがうまくはまった」という練習通りのプレーだった。

これが日本代表の通算1300点目。伊東は「いや、今初めて知りましたけど(笑い)。あまり点を決めるタイプではないが、しっかり決められて良かった」と笑顔を見せた。

今後もW杯最終予選、そして本大会出場へ向けてチーム内での競争は続く。「前の選手はタレントが多いので、常に結果を出し、チームのためになれるように意識している。セットプレーだけど得点に絡めて良かった。今日も最終予選のための試合だったと思う。1戦1戦、相手がどこであれ勝つことを意識してしあいやらないといけない。1人1人が成長して勝つ意識を持つことが大事」と自分に言い聞かせた。