東京オリンピック(五輪)メンバー決定前最後の試合となるU-24日本代表はジャマイカを4-0で下した。相手はA代表ながら、終始主導権を握っての快勝だった。

2-0で迎えた後半12分には、後半から出場したFW上田が三笘からのスルーパスに抜け出し、3点目を奪った。

試合後、上田はゴールの場面を「(三笘)薫くんからいいパスがきたので、あとは決めるだけでした」と三笘に感謝。「薫くんとは昔からやってますし、ドリブルで1人、2人抜けるってのわかっていたので、それを待ってタイミング良く抜け出せた」と振り返った。前に出たGKの頭上を越える絶妙なループシュートで「自分のシュートだったり、抜け出しの幅っていうのを僕なりに励んでいるので、それが出た、いいゴールだったんじゃないかなと思います」。

5日のU-24ガーナ戦は先発で、この日は途中出場。「その状況状況において、自分に求められることをやったり、自分の特徴出すというのは変わらない。それを全うできればいいんじゃないかなと思います」と話し、中盤との連係については「この(代表)活動の最初に比べたら合うようなってますし、ゴールシーンとか、それが出たんじゃないか思う」と手応えを持つ。

五輪メンバー18人への生き残りへ、FW勢も厳しい競争だ。「自分で出せるものは出したつもり。みんなも出し切れたと思うので、あとは待つだけです。選ばれても選ばれなくても、自分のキャリアを続くので、良いパフォーマンスを出し続ける準備をできたら」と話していた。