サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」(FIFAランク11位)は13日、国際親善試合メキシコ戦(同28位)に臨む。

今月中旬の東京五輪メンバー発表前、最後の試合。高倉麻子監督(53)は先発メンバーについて「いろんな選手を試す方向寄りに考えようかと思っている」と話し、10日のウクライナ戦からの一部入れ替えを示唆した。

招集された23選手のうち、ウクライナ戦で出番がなかったのは、GK池田、平尾(試合後の追加招集)、DF宮川、南、高橋、MF木下の6人。いずれも“当落線上”の選手で、メキシコ戦でのプレーが命運を分けそうだ。

指揮官は「チームプレーに隠れない、個人の特徴を存分に発揮してもらいたい」。ラスト90分間でのアピールを求めた。