サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦っている日本代表は。12日にオーストラリア戦(埼玉)に臨む。10日にDF長友佑都(35=東京)がオンラインで取材対応した。

長友の主な一問一答は以下の通り。

-心境は?

長友 3戦して2敗しているので、ここまで3大会を経験してきたが、厳しいスタートだと思っている。

-浮上のためには?

長友 まずはしっかりと結果を受け止める。下を向かずに進むことと、メンタルでは強い気持ちを持つこと。あとは出た課題をしっかりと話し合って修正して、次の試合で出せるようにしたい。

-本田が「逆境を楽しめ」いう旨のツイートをしていたが知っているか。どう感じたか?

長友 見ました。その通りだなと思っている。僕もこれまでも何度も逆境を経験してきたし、その中で幾度となくはい上がってきた。その中にはポジティブに楽しむ自分もいた。これをはねのけてやろうという気持ちで臨んできた。

-チームが苦境の経験を踏まえて今必要なことは?

長友 信じること。やってきたことを。ここでぶれてしまうとこの先も結果はでない。苦しいときこそ自分たちがやってきたことと仲間を信じて戦うこと。

-発信していることはあるのか?

長友 結果の受け止めもそうだが、ネガティブになるのが1番よくない。オーストラリア戦もあるし7試合残っている。切り替えて前に進むことを伝えている。課題についても選手同士で話している。

-監督とは

長友 全体としても個々でも話している。しっかりとコミュニケーションが取れている。

-監督と選手の意思疎通のあり方は変える必要はないのか?

長友 監督も選手の意見を聞き入れてくれるし、継続して。結果が出ていないのでよりコミュニケーションを高めたりはしていかないといけない。

-どっちに転ぶか分からない試合をものにしてきた日本代表だが、今回は2度やられている

長友 負けているので、実力も、負けたチームと認めないといけないが、日本は力を持っていると思う。結果がついてきていないのは悔しくて残念だが、必ず次の試合で結果をつかむ強い気持ちで臨む。

-(練習中に吉田、遠藤、南野ら)6人で話し合った場面。どういう流れでああなったのか?

長友 ランニングのときに南野や(遠藤)航といろいろ守備や攻撃の立ち位置とかプレッシャーのかけ方話していて、自然とあのメンバーがランニングのあとに集まった。

-オーストラリア戦のイメージは?

長友 これまでも簡単に勝てた試合がない。僅差で引き分けか、勝つか。ぎりぎりの戦いをしてきた。難しい試合になる危機感もある。