なでしこジャパン(FIFAランキング13位)は女子オランダ代表(同4位)と引き分けて、池田太監督(51)の初勝利はまたしてもお預けとなった。

4日前のアイスランド戦(●0-2)よりチャンスは多くつくったが、ゴール前でのシュートブロックなど、オランダの粘り強い守備を崩し切れなかった。

フル出場で何度もチャンスメークしたMF長谷川唯(24=ウェストハム)の、試合後のコメントは以下の通り。

 

-試合を振り返って

長谷川 自分たちがハーフラインより前のゾーンでフリーなことが多かったけど、少し選手間の距離が遠くて、いいコンビネーションがつくれず、ゴールが遠かった印象。

-遠征の収穫は

長谷川 (池田ジャパンとして)初の国際試合で、なかなか合わせる時間もなかったけど、それでももっとできることはあったし、得点は絶対にとらないといけなかった。課題は残るけど、ボールの運び方、ゴールの手前のところまでは、全体の共通として、アングルをとることやポジショニングのところは少しずつできてきた。

-1月のアジア杯(インド)に向けて

長谷川 本当に厳しい戦いだと思う。アジアの選手だからこそ、やりにくさや粘り強い守備があると思うので、欧州のチームとは違ったやり方を考えながら挑みたい。