24年パリ五輪を目指すU-20日本代表の監督に、元J1鹿島監督で現U-18日本代表候補監督の大岩剛氏(49)が就任することが8日、分かった。

日本協会は日本人を中心に人選を進め、今夏の東京五輪が終了した段階から候補に挙がっていた。来年6月のU-23アジア杯(ウズベキスタン)にはパリ五輪世代で出場することもあり、反町技術委員長は年内に人選を終えたいとの意向を示していた。

大岩氏は鹿島を率いた18年にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で優勝。日本人であること、J1での監督として実績があることなど、日本協会の選考基準にマッチした。16日の理事会で承認されれば正式決定となる。パリ世代は日本代表MF久保建英(マジョルカ)を筆頭に、今季Jリーグでベストヤングプレーヤー賞のFW荒木遼太郎(鹿島)、レアル・マドリード下部組織に所属すMF中井卓大ら、タレントがそろっている。