サッカー日本代表候補合宿は17日午後から千葉県内で初日の練習を行う。練習前にパリオリンピック(五輪)世代のMF松岡大起(20=清水エスパルス)がオンライン取材に応じた。

日本代表初選出で「うれしく思う。自分の持っているものをすべて出してアピールする。強い気持ちと覚悟を持ってこの合宿に来た」と決意を語った。

松岡は2001年6月1日生まれ。日本代表でも活躍するMF久保建英(20=マジョルカ)は01年6月4日生まれ。誕生日は3日違いだが、かたや欧州で定位置をつかみ、東京五輪でも躍動した。

今回、代表活動に参加し「ステージは自分の中でも進めている感覚はある」としながらも「(久保が)先日、(マジョルカの)試合でゴールしていた。負けられないという強い刺激をもらっている。自分も海外でやりたい強い気持ちがある。それに向けて1日1日大切にやるだけ」と負けん気をあらわにした。

ワールドカップ(W杯)カタール大会も大きな目標だ。森保ジャパンの試合はすべて観戦し、準備もしてきた。「(合宿に)来ただけでなく、W杯に出場する目標もあるし、アジア予選もあるのでそこに入ってやるという気持ちと覚悟を持ってきました。世界で見ても20歳は若くない。常に危機感を持ってやっているし、もっと上に行きたい強い気持ちがある。この合宿でピッチで出せるようにしたい」と話した。