日本のテレビ局が、W杯本大会の放映権を獲得したことを、日本協会も喜んだ。

同協会の田嶋幸三会長(64)は「W杯を日本の地上波で見られることは素晴らしい。NHKさん、テレビ朝日さん、フジテレビさんに感謝します。でもまだ日本がW杯本大会出場を決めたわけではないので、そこは我々が頑張らないといけない」と話した。

日本は次戦のオーストラリア戦(24日、アウェー)で勝てば7大会連続W杯出場が決まる。同会長は「オーストラリアは日本戦に死に物狂いで勝ちに来るはず。それに対して日本は中途半端な気持ちで戦うことはできない。オーストラリア戦、その次のベトナムでベストを尽くし、なんとしてでもW杯出場を決めたい」と続けた。

さらに田嶋会長は「W杯アジア最終予選のアウェー戦は地上波で見られなかったけれど、W杯カタール大会は見られるわけで、日本が出場できたら前回(16強)以上の成績が残せるように、バックアップしていく」とも話した。