サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本代表のDF長友佑都(35)ら日本代表の国内組が19日、オーストラリアに向かった。

【日本代表一覧】W杯最終予選 豪州、ベトナム戦メンバー

日本は24日のアウェー、オーストラリア戦に勝利すれば、7大会連続7度目のW杯出場が決定する。

引き分けると、オーストラリアとの勝ち点差は3のまま、出場決定は最終節に持ち越しとなり、29日のホーム、ベトナム戦に引き分け以上で突破が決定する。

敗れるとオーストラリアと勝ち点で並び得失点差で3位に転落し、自力で、自動的に出場できる2位以内に入る可能性がなくなる。

絶対に負けられない大一番を前に、決戦の地に向かうこの日、同行するはずだったFW大迫とDF酒井がけがのため不参加となった。FW林、DF中谷が追加招集された。

チームは第1陣が20日に現地入り。同日からトレーニングを始める予定となっている。

欧州組は20日まで公式戦がある選手がほとんどで、試合を終えて、順次オーストラリア入りする。選手全員がそろうのは、試合2日前の22日夜になる見込み。

コンディションにばらつきが出ることやアクシデントも想定し、森保監督は通常の23人より多い27人を招集。勝ち点3とW杯切符を持ち帰るための戦いは、目前に迫っている。