U-21日本代表候補に選ばれたDF岡哲平(20=明大)が、大学経由のプライドを見せる。

24年パリオリンピック(五輪)を目指す同世代の候補合宿が10日に行われ、岡は練習後にオンライン取材に対応。「やっぱり周りが、自分と恵允(明大の佐藤)以外はプロで活躍している選手。このキャンプは、自分が絶対プロ顔負けというか、大学生でもこれくらいやれるんだぞというのを見せるためにもチャンス」。6月にウズベキスタンで行われるU-23アジア・カップに向けて「サバイバルで絶対勝ち取らないといけない」と力を込めた。

右利きながら同様に使える左足も武器とするセンターバック。FC東京ユースから明大へ進学。「この4年間で積み上げて、同じ舞台に立つことはうれしい。こういう場で会えた、その仲間にも、哲平がどれだけ成長したかを見せたい」。

合宿最終日の11日には、大学選抜との練習試合が行われる。普段はともにプレーする仲間を相手に「大学生でこっちに来てる意味もちゃんと理解して、たたきのめしたいと思います(笑い)」と笑顔。攻撃の起点となり、無失点で守り抜き、Jリーガーの中でも輝きを見せる。