11月20日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に向けた強化試合で、日本(FIFAランク24位)は米国(同14位)に2-0で快勝した。

MF守田英正(27=スポルティング)は、MF遠藤航(29=シュツットガルト)とダブルボランチを組んだ。遠藤との立ち位置の呼吸は抜群で、前半25分にはゴール前でMF鎌田大地(26=アインラハト・フランクフルト)へラストパスを送り、日本の先制点をアシスト。欲しかった「目に見える結果」をしっかり残した。

守田は試合後「90分通してゲームメークできたなとは思います」と自身に合格点を出した。攻撃エリアに入っていく特長もしっかり発揮し、アシストについて「数字の部分は、クラブでも求められるようになっていて。そこにこだわりを持っていた。ノルマはこなせたと思います」と振り返った。一方で「僕がシュートを打てそうなタイミングで打ち切らなかったので、そこはすごく後悔してる。相手が強くなるとミドルを増やしていかない。そこはチャレンジできなかった部分」と課題も掲げた。

遠藤とのコンビで、縦関係の互いの立ち位置は「無意識のレベルでできている」と話す。「(遠藤)航君がいい形でつぶせて前向きに奪っていた。特に後半は、ダブルボランチの関係性で僕が締めてと、うまく整備できていた。僕はボランチで航君を信頼しているしやりやすさは感じている。やりやすかった」と振り返った。