日本の先発で1トップを務めたFW前田大然(24=セルティック)は、無得点で前半だけでFW町野との交代となった。

持ち前のスプリント力や運動量で目立った前田は「前線からの守備とかは、僕だけでなく(MF鎌田、伊東、久保らが)連動してくれて、前半はまっていたのかなと思う」と一定の満足感を示し、特にトップ下の鎌田との関係は「2人で距離感よくできていた。そういった意味では、僕はどちらかといえば2トップの方がやりやすいので、2トップみたいな感じでうまくやれた」と振り返った。

前半15分、DF酒井の右クロスにタイミングがあと1歩合わなかった。同28分も伊東の縦パスに反応が遅れて、自身はノーゴールに終わった。

前田は「ゴールは取れていないので、でも、チームとしてはうまく機能していた」と、改めて攻撃陣の連係に自信を示しつつ「W杯はこういう戦いにどうしてもなってくる。いいシミュレーションになった」と収穫を強調していた。