【デュッセルドルフ(ドイツ)24日=岡崎悠利】サッカー日本代表DF長友佑都(36=東京)が、期間限定でチームに帯同した前主将のMF長谷部誠(38=アイントラハト・フランクフルト)について、11月のW杯カタール大会も「来てほしいですね」とラブコールを送った。

長谷部はチームのオフ期間で、22日からの24日前の3日間、日本代表に帯同した。宿舎では食事の際にテーブルを回り、多くの選手とコミュニケーションを取った。また自身のW杯に関する経験なども話す機会が設けられ、選手からの質問に答える場面もあったという。

長友は18年W杯ロシア大会まで3度のW杯を長谷部と共闘。ロシア大会後は初めての再会だったという38歳に「もうピリッともするし、整うし、ずっと長谷部誠に僕くっついていましたからね。たぶん、うざがっていたと思う」。長谷部の著書「心を整える」になぞらえながら、若手選手だけでなく自身もエネルギーをもらったことを明かした。

本大会に向けても「来てほしいですよね。僕が言える立場ではありませんが」と“再合流”を希望。3日間を通して「整ったなあって感じですね。サウナに入った後みたいな。整う、整う」と久々の長谷部効果を感じ入っていた。