サッカー日本代表に選出されたMF守田英正(27=スポルティング)が20日の練習初日を終えて取材対応し、中心選手としての自覚を語った。

2022年W杯カタール大会メンバーでもある守田。同大会から10人が入れ替わり「年齢も上から数えた方が早くなった。より中心になって意思を伝えたりしたい」。攻守の指令役にもなるボランチとして、よりチームを引っ張る思いを口にした。

W杯ではドイツ、スペインを破って16強に進出。「ボールを持つことにもっとこだわっていい。うまくいかない試合展開だったとしても、主導権は与えないことが必要。それができないと8強以上は難しい」と、自らがプレーした経験を持って3年後への課題を語った。

そのためには個々のレベルアップは「いわずもがな」と言及。カタール大会でもあくまで優勝を目指していたという守田は「優勝を目指すからこそ、目の前の目標である8強にもいけると思う。チームとして、優勝からの逆算をして考えるべきかなと思う」と、強豪国相手にも気後れする様子なく話した。

W杯期間中からチームに戻った後もしばらくはケガに悩まされたが、現在のコンディションは良好だという。森保ジャパンの再出発となる初戦は24日の国際親善試合キリンチャレンジ杯ウルグアイ戦(国立)。「勝つことでいいスタートを切ることが大切。得点でも貢献していきたい」と、ボランチながらゴールに直結するプレーを誓った。