サッカー日本代表は25日、コロンビア戦(28日、大阪・ヨドコウ)に向けた千葉市内での練習を一般公開した。1-1で引き分けた24日のウルグアイ戦の先発メンバーとFW前田大然(25=セルティック)は室内で別メニュー調整。14人がピッチに出て汗を流した。

GK谷晃生(22=ガンバ大阪)は、ウルグアイMFバルベルデ(レアル・マドリード)のスーパーゴールについて言及した。

バルベルデがペナルティーアーク付近にこぼれた日本のクリアボールを右足ボレー。一度は右ポストにはね返されるも、跳ね返ったボールの位置まで走り込み頭で押し込んだ。日本のDF板倉、瀬古、菅原は動けなかった。谷は「あれは難しいですね。コーチングと言っても6万人入った中で実際に声が聞こえるかと言ったらそうでもないし」。

バルベルデのシュートについては「1本目のボレーシュートは触るのは難しいかなと思いますね。あれが世界レベル。逆に、1本目に反応せずに立っていたら2本目は取れたかもしれないけど、それはそれでどうなんだと。あれは反応すべきだし、GKとしては正直、厳しいボールだと思う」と分析した。

ワールドカップ(W杯)カタール大会はメンバーに入らなかったが、目指すは3年半後。カタール大会を見て「あれだけ注目度が高くて1つのミスが命取りになるようなレベルの高いところで、どれだけ積極的にプレーできるか。気持ちが大きく左右する。W杯基準を持ってやるのは難しいが、細かいところを詰めてやっていければ」と話した。