韓国のネット専門メディア「フットボールリスト」は23日、U-20日本代表DF高橋仁胡を特集で紹介した。タイトルは「日本代表の息子のおかげで故郷に戻られた…高橋家族の特別な物語」。

高橋の父・センタゴルタ氏はアルゼンチン人で、76年の同国の軍事政権から逃げてスペイン・バルセロナに移住したという。そこで日本人の母と会って結婚し、高橋が生まれた。センタゴルタ氏が住んでいたのは、日本-セネガル戦が行われたラプラタだった。同氏は国際サッカー連盟(FIFA)のインタビューに応じ「息子のおかげで故郷に戻ることができた」と答えた。

セネガル戦は、日本代表の青いユニホーム姿で家族とともにスタンドで応援し「日本代表になった息子、そして家族とともにここに戻ることは想像もしたことがない。人生の偶然が私にくれたプレゼントに感謝したい」と話した。