日本代表森保一監督が16日、国際親善試合のチュニジア戦(17日、ノエスタ)に向けた前日会見に出席し、体調不良で全体合流が遅れているMF奥抜侃志(24=ニュルンベルク)について言及した。

奥抜は、体調不良の三笘薫(26=ブライトン)が参加を見送ったため、追加招集されたが、11日に発熱し、そこからホテルで治療に専念していた。その後、熱が下がり、15日朝に千葉市内から神戸入りし、チームの全体練習前にスタッフととともにジョギングする姿を見せていた。

森保監督は、唯一の左ウイングを主戦場とする奥抜については、「コンディション不良で熱があったので合流はしていませんでしたが、昨日、体調もよくなって体動かした。今日のプレーを見て起用できるかどうか最終的に判断したい」とチュニジア戦での出場可能性について話した。

奥抜は縦へのドリブル突破が武器で「彼の良さを生かしてもらえるポジションで機会があれば、プレーしてもらいたい」と期待した。

チュニジア戦の左MFについては、「(旗手)怜央をスタートとして考えて準備していきたい」としている。