サッカー女子日本代表なでしこジャパンが、パリオリンピック(五輪)出場権を懸け、今日28日午後6時34分から北朝鮮代表と対戦する。その会場、東京・国立競技場で話題になっていたチケット発券枚数。ゴール裏の応援席が劣勢だった状況を、ついにひっくり返した。

この日、日本サッカー協会(JFA)の公式X(旧ツイッター)「JFAなでしこサッカー」が午前9時時点のチケット販売済み枚数が、ホームのゴール裏応援席が3082枚、同アウェーが3000枚になったと公表。当日に逆転した。さらに11時現在では3137枚まで増えている。

前日の午後5時はホームのゴール裏が2044枚。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が買い占めたアウェーは3000枚が完売していて、ホームながら下回っていた。全体では約1万6000枚が売れていた。

JFAは、当日に残券がある場合、オンラインによるチケット販売を今夜7時30分まで実施することを発表済み。試合の後半からでも駆けつけられる。池田監督は「多くのサポーターの声援で背中を押していただきたい。ぜひ国立に足を運んでいただいて、声援を送ってほしい」と願い、OGの岩渕真奈や男子A代表勢も応援を呼びかけていた。

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