日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長(49)が24日、都内で、日本代表監督を続投する森保一監督(57)の記者会見に臨んだ。
宮本会長は会見で、ワールドカップ(W杯)での8強入りの難しさと、それに伴う目標設定の修正について言及した。
W杯北中米大会で日本は、決勝トーナメント1回戦でブラジルに敗れ、32強で敗退。現段階での力について「今回のW杯を戦って思うのは、全ての力を上げなければいけない。育成、強化、発掘をしっかりやらないといけないと、より一層強く思った。ベスト8に入ったチームのデータを見つつ、今後は今回ベスト8に入ったチームより良い数字が出ることを目指していくことが大切だと思う」と認識を説明した。
続けて、JFAが05年に発表している「2005年宣言」との“差”にも言及。「2005年宣言」では、30年までにW杯で4強、50年までにW杯を自国開催して優勝するという目標が掲げられているが、目標修正の可能性について口にした。
「我々はまだベスト8に行けていない。今回の準々決勝、準決勝を見た時に、そこにあるレベルはかなり高いレベルにある。『新しい景色を』と話していたのはベスト8だったと思うので、そこを1つのめどに考えている。2030年にはベスト4を目指すということを2005年の時点で宣言している。ただ、当時とはまた状況が変わってきているので、修正も必要なのかなと今の時点では思っている」
最終目標は変わらず持ち続けるとしながらも、現状での世界トップレベルとの距離を見直し、まずは8強の壁クリアが必要だという見解を示した。

