日本サッカー協会の小倉純二会長(72)が19日、東京・文京区のJFAハウスで行われた全国技術委員長会議に出席。会議の冒頭にあいさつした。既にアジア・サッカー連盟(AFC)の理事の座を日本協会の田嶋幸三副会長に「禅譲」する形となり、6月1日には国際サッカー連盟(FIFA)理事も定年で退任する。自身がAFC、FIFA理事の時代から悲願だったU-19日本代表のアジア制覇が達成できなかったことに触れ、「みなさんにはユース(U-19)世代でアジアで勝つにはどうすればいいか考えてほしいと伝えました。日本はアジア杯で4度優勝し、ジュニアユース(U-17)でもアジアで勝っているのに、ユース世代で勝てていないので」と話していた。