岩手県の達増拓也知事は8日、女子W杯で初優勝した日本代表「なでしこジャパン」のメンバーで、同県出身の岩清水梓(24=日テレ)に県民栄誉賞を授与した。

 岩清水は「すばらしい賞をありがとうございます。とても光栄です。五輪予選で、良い結果を持ち帰れるようがんばりたい」と述べ、W杯の試合後に掲げた日の丸を岩手県に贈った。日の丸には「共に歩もう

 東北魂」などと書かれており、県庁内に掲示してほしいとしている。

 岩清水は式典後の記者会見で、被災者に向けて「明るいニュースを届けて笑顔になってもらえるように、まずは絶対に(五輪本戦への)出場権を獲得したい。皆さんの応援を力に変えて絶対に勝ちたい」と意気込みを語った。

 W杯では6試合すべてに先発出場し、守りの要として初優勝に貢献。同県滝沢村出身で、神奈川県に転居後、サッカーを始めた。

 達増知事は「被災者の一日も早い復旧・復興に向けた熱い思いを胸に試合に臨み、大きな感動と明るい希望を与えた」と授賞理由を説明した。

 滝沢村も名誉村民とする予定。